konpira01

四国こんぴら大芝居を観劇しました【金丸座のこと】

2013年もこんぴら歌舞伎に行ってきました~。母と毎年旅行がてら訪れていて、これで4回め。
毎年、「今年はどの役者さんが公演しはるんかなあ」と母と話しては、とても楽しみにしています。
今回は、こんぴら歌舞伎についてまとめてみます。

こんぴら歌舞伎とは

こんぴら歌舞伎は、香川県琴平町にある旧金刀比羅大芝居(通称、金丸座)にて毎春行われる歌舞伎のこと。
四国こんぴら大芝居のウェブサイト
金丸座は天保6年(1835)に建てられた現存する最古の芝居小屋。国の重要指定文化財に指定されており、設備なども当時のまま、だそうです。
建立時期はどんな時代だったのだろう…?と思って調べてみたところ、江戸時代のまっただ中で、将軍は第11代徳川家斉、第12代徳川家慶の頃。
江戸時代は1868年までだそうなので、江戸時代末期から現存している、ということですね。すごい。

ただ、明治以降すっかりお芝居がおこなわれなくなってしまったとのこと。
詳しい記述は四国こんぴら大芝居のウェブサイトにありますので、そちらをご覧頂くとして…
近代で歌舞伎がおこなわれるようになったきっかけのひとつに、中村吉衛門さん、澤村藤十郎さん、中村勘九郎さん(故・十八代目中村勘三郎さん)らが金丸座を訪れ、ここで芝居がしたいと熱望されたこともあるそう。
地元の方々のご尽力などをもとに、第一回のこんぴら大芝居が1985年(昭和60年)に実現し、その後、毎年1回おこなわれることが通例になっています。

金丸座の外観、客席

金丸座にはこんぴら大芝居がおこなわれていない通常時にも訪れたことがあるので、そのときの写真と一緒にご紹介します。
konpira01
金丸座の外観。木製の、どっしりとした構え。正面には役者さんのお名前を書いた看板がかかっています。
建物中央のぽっかりと開いているところが入り口。狭いので、身をかがめて中に入ります。

konpira02
劇場内部です。これは花道から舞台を見渡した写真。
平場(舞台の前の畳敷の席)のマス席は、いろはにほへとで縦に、壱、弐、参などの数字で横に区分けされています。

konpira04
ひとつのマス席に五人座ることができます。観劇の時間中座り続けていると、ちょっときゅうくつに感じるかも。休憩時間にはしっかり体を伸ばしたほうが良いと思います。
昔の人は小柄だったから、この席も余裕をもって座れたんだろうな~と思っていましたが、雑誌によると、多いときは一マスに8人座っていたこともあるとか…ぎゅーぎゅーです…!

konpira03
写真の奥に見える、平場の両脇にある左右の席は東桟敷・西桟敷と呼ぶそうで、マス席よりも広さに余裕があるような気がします。(実際はどうなのかな?)
わたしは二階に上がって観賞したことがないのですが…ほかのお客さんからお話をきいたところ、後方の席は椅子があるので、わりと楽に座れるそう。

ちなみに、こんぴら歌舞伎のときは、座席はマスや区切りがある場所で指定されており、細かい場所は決まっていません。
もしもマス席の中でも「前方に座りたい」とか、「すこしでも花道の近くに座りたい」といった希望があるのなら、開場時間よりも早めの時間に来て席を取るのが吉、です。
特に東桟敷・西桟敷のお席は、どうしても支柱が視界を遮ってしまうので、場所によっては舞台が見えにくいかも。

konpira06
金丸座で好きなところが、この天井。ブドウ棚と呼ぶそう…迫力! お芝居の演出で紙吹雪を降らせるときなどに使うそうです。
こんぴら歌舞伎の公演中は、出演されている役者さんの紋が入ったちょうちんが掛かります。ちなみに左右にかかっている鶴の紋様が、金丸座の座紋。

konpira05
二階の正面からみた舞台。舞台全体が見渡せて、良いお席ですね~。

金丸座で歌舞伎を見る魅力

観劇していて感じる金丸座の魅力は、なんといっても、役者さんとの距離感が近い!
演じているときの役者さんの細やかな表情の変化(眉毛の動きまで…)や汗もよく見えて、舞台がとても身近に感じられ、臨場感があります。公演によっては、客席の間近で役者さんが演技をする演出もあって、見ていてとてもわくわくします。
まだまだ観劇の数が少ない歌舞伎初心者ではありますが、この臨場感は、こんぴら歌舞伎ならではかも。

今回は金丸座のことをざっくりとお伝えいたしました~。
次から、肝心の2013年こんぴら歌舞伎(昼公演のみ、ですが)のことをお伝えします(^-^)

こちらの記事もどうぞ

2017.4.19追記
金丸座の座席についてご紹介しています。
四国こんぴら歌舞伎大芝居(金丸座)の座席について考える

2016.2.15追記
こんぴら歌舞伎の魅力、チケットの取り方、琴平町のお勧めスポットなどをこちらの記事にまとめました。
四国こんぴら歌舞伎大芝居の魅力、おすすめスポット、チケットのとり方

Exif_JPEG_PICTURE

この記事はお気に召しましたか?
ランキングのバナークリックまたはSNSでシェアしていただけると、励みになります!
  • にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 歌舞伎へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

“四国こんぴら大芝居を観劇しました【金丸座のこと】” への5件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です