2017年に放映されていた大河ドラマ、『おんな城主直虎』が大好きです。
放送当時は同じく直虎好きな友人の発案で、静岡県浜松市まで聖地巡礼に行ってきました。
その当時のことを記録としてまとめます。
浜松市に到着し、バスで気賀駅へ
新幹線で浜松市に到着した後、当時発売されていた『直虎1dayパス』を駅で購入。
(いくつかの施設の入場券と、交通機関の乗り放題チケットなどがセットになっているお得なチケットです。)
まずはバスに乗って、浜松市から気賀駅へ。1時間程度ののんびりしたバス移動でした。
気賀駅に到着した頃にはお昼だったため、近くの『清水家』さんでうな丼を食べて腹ごしらえ。
やわらかくておいしかった!店員さんも親切でお優しかったです。
昼食後、大河ドラマ館へ徒歩移動
うな丼を食べた後は大河ドラマ館へ! 気賀駅のすぐ近くにあるので、歩いて移動します。
気賀はドラマの舞台にもなっているので、観光地らしく駅舎が装飾されていました。
『おんな城主直虎』大河ドラマ館
旅のメインイベント、『おんな城主直虎』大河ドラマ館に到着!
撮影禁止の場所が多いのであまり写真は撮れませんが、『おんな城主直虎』で使われた道具や衣装を見ながらあれこれと語るのはとても楽しかったです。個人的にはあと2倍の面積があっても十分楽しめそう。
大河ドラマを見ているときに、お近くに大河ドラマ館ができたら、見にいくことをオススメします!
大河ドラマ館の展示物は、時期によって入れ替えてそう
展示を見ていて気づいたのですが、展示物は放送にあわせて入れ替えているようでした。
終盤から登場している万千代(菅田将暉・のちの井伊直政)の着物が展示されていたり、
放送中の『おんな城主直虎』の最新話のあらすじを紹介しているパネルがあったり、
当時浜松市内で撮影されたばかりのクランクアップの映像を見られたり…と、訪れた当時の旬な情報が多くて楽しめました。
放送開始当時などに行っていれば、また違う展示が見られたのかも。
家から近い場所が大河ドラマの所縁の地になり、大河ドラマ館が開館したら、こまめに行ってみるのも面白いと思います。
余談ですが…
2012年の大河ドラマ『平清盛』放映開始当時、神戸ハーバーランドにあった大河ドラマ館に行ったのですが、最終回間際などにも行っておけばよかったなーと今更ながら後悔。展示品が入れ替わっていたかもしれないなあ。
『平清盛』も、今でも大好きな大河ドラマ作品です。
井伊家の菩提寺、龍潭寺へ
『おんな城主直虎』の世界を楽しんだ後は、大河ドラマ館から出ているバスに乗って井伊家のお墓がある龍潭寺へ。
ドラマにおいては、南渓和尚(小林薫)がいるところです。
龍潭寺は臨済宗のお寺。美しい庭園のある、広くて立派なお寺でした。
友人と「小林薫によるイヤホンガイドがあればいいなあ」などと冗談を言いつつ、境内を散策。
境内にある井伊家のお墓にもおまいり。
大河ドラマ放映中は観光客が多かったようで、お墓の近くにボランティアのかたがおり、「あれが誰それのお墓ですよ〜」と解説してくださいました。
龍潭寺アクセス
拝観時間
https://www.ryotanji.com/annai/index.html
9:00~16:30(17:00 閉門)
※拝観所要時間 約60分
井伊家ゆかりの井戸にも行った
『おんな城主直虎』で、劇中に直虎(柴咲コウ)がたびたび訪れる井戸があります。
井伊家の氏祖、共保が生まれたとされる場所ですが、その井戸も龍潭寺の近くにありました。
田んぼの中に壁で囲まれた場所がぽつんとあり、そこに井戸が…
直虎ファンとしては物語に何度も登場する井戸の実物を見られて、感慨深いものがありました。
気賀関所を散策してから帰路へ
その後は大河ドラマ館まで戻り、近くの気賀関所などを散策してから帰路へ。
1時間半程度バスに揺られて浜松駅に到着し、駅近くの中華料理屋で浜松餃子を食べ、新幹線に乗って楽しかった旅行が終わりました。
気賀関所には大きなお土産物屋さんもあるので、観光で近くに来たら立ち寄るのがオススメ。
気賀関所アクセス
開館時間:9時~16時30分
https://kigasekisho.com/access/
休館日:年中無休 ※年末年始は休館とさせていただくことがございます。
『おんな城主直虎』の好きなところ
食事をしながら友人と話していて、わたしは『おんな城主直虎』という作品では登場人物の置かれた立場、行動する背景が深く描かれているところに魅力を感じていると気づきました。
主役の直虎はもちろん、彼女をとりまく井伊直親、小野政次、そのほか家臣や身内の人々、緊張感ある関係の徳川家康や近藤殿など、全員に個性があり、行動している理由がある。
生粋の悪人は一人もいません(あの織田信長ですら)。
『おんな城主直虎』の脚本家の森下佳子さんが書かれた朝ドラ『ごちそうさん』でも感じましたが、見ているうちに、登場人物それぞれに愛着を感じるようになります。
それが放送期間の長い大河ドラマを見続ける原動力になっているのかも。
ドラマは2017年に最終回を迎えましたが、2021年になった今も思い出すほど、大好きな作品。
これからも折に触れて見返すでしょうし、知人友人にも布教していくと思います。
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