四国こんぴら歌舞伎大芝居(金丸座)の座席について考える

過去の記事でも金丸座の座席について触れてきましたが、地域の方のお力により、ここ数年でこんぴら歌舞伎大芝居のときの座席に変化が見られるようになりました。
見えやすさや座り心地についてまとめたので、チケットを購入するときなどのご参考になさってくださいませ(^^)

座席の決め方

購入したチケットに書かれている座席の指定は、「1階平場ほ2」、「1階東桟敷1」…など、おおまかな場所の指定のみとなっています。

一箇所ごとに4〜6名分の座席があり、その中でどの場所に座れるかは、観劇当日にその座席へ行ってから決まります。
端的に言うと早いもの順ですので、もし希望の座席(前方がよいなど)があれば、開場時間よりも早めに金丸座に行き、開場を待つ方々の列に並ぶことをおすすめいたします。

わたしの記憶では、開場のおよそ1時間前には金丸座に待ち人の列ができ始めていました。
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通常時の金丸座の平場(ひらば)のマス席。こんぴら歌舞伎大芝居がおこなわれるときは縦に分割している梁が外され、座椅子が配置されます。

座席の詳細

座席をひとつずつご説明します。
歌舞伎美人のウェブサイトに金丸座の座席表が掲載されていましたので、よろしければこちらも参考にご覧くださいませ。
金丸座 座席表(外部サイトへ)

なお、席種の分類や座席の様子は第33回(2017年度)の情報をもとに記載しております。
地域の方のお力によって金丸座の客席は年々改良されており、年度によっては細かなところが変わっている場合がございます。
恐れ入りますが、その点をご了承いただけますと幸いです。

見やすく、座っていて楽な席が多いS席

過去の公演をさかのぼって確認したところ、S席は第33回(2017年度)から設けられたようです。比較的座りやすい座席が多い印象を受けました。
第33回こんぴら歌舞伎大芝居のときの価格は16,000円です。

1階東出席、1階西出孫席

1階平場の両脇にあり、桟敷席の前に設けられています。定員はひとマス3名。前方にゆとりがあるため、足が伸ばせます。
また、東出席は花道に、西出孫席は仮花道に近いので、役者さんを目の前で見られるかも…! ちなみに昔はご贔屓筋が座ったお席なのだそうです。

黄色い矢印で指しているお席です。

2階前舟

2階の最前列にあたるお席。舞台や花道を見渡せる、視界の良い場所です。定員は一マス3名で、椅子に座って観劇します。

わたしは第33回のこんぴら歌舞伎では、前舟の上手よりの席に座りました。とても見やすく、良席でした(^^)

こちらは前舟の中央のお席からの眺め。絶景かな…! 2階の最前列中央といえば、平成中村座ではお大尽席が設えられる特等席です。

座席の種類が多いA席

第33回こんぴら歌舞伎大芝居のときの価格は14,000円。席数が多く、様々な場所から座席を選べます。

1階平場、青田組

平場は一階客席中央のマス席です。
こんぴら歌舞伎大芝居の際には座椅子が設置されます。基本的に一マスにつき5名座りますが、舞台最前列のマス席は定員が3名ほどのようでした。

平場席の良いところは、何よりも舞台が近いこと。特に花道の近くのお席は役者さんが間近を通ることも多く、臨場感があります!
ただ、ちょっと狭いので、体が大きい方や足が悪い方には辛いお席かもしれません。

青田組は一階の最後尾に設けられたお席のこと。
写真を撮れていませんが、平場より一段高いつくりになっており、座椅子、椅子などが置かれているようです。

1・2階東桟敷・西桟敷

1階と2階の東西にある桟敷席です。昔は上等の観客席だったらしく、特に上手側にある西桟敷席は、身分の高い観客の席となっていたのだそう。
一間の定員は4〜6名。劇場後方にある二間は4席、それより前方は6席あるように見受けられました。

最前列には座椅子、後方の列には椅子が置かれています。椅子席があるので、足の負担は少なそうです。
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2階西桟敷席を、2階前舟から撮影しました。

建物の構造上仕方がないことなのですが、舞台を見ると視界に柱が入りやすいです。気になる場合は、桟敷席の最前列に座るのが良いかも。
また、2階席の東桟敷の最後列からは花道が、西桟敷の最後列からは仮花道が見えにくいことがあるようで、役者さんが花道に出てこられた際に立ち上がってご覧になっている方もいらっしゃいました。

2階中舟

2階前舟の後ろにあるのが、中舟のお席です。
一マスに6名着席できるつくりで、前列の3名は座布団・後列の3名は椅子に腰掛けるかたちになっています。

座布団と椅子とで配置が工夫されており、前の人の頭が気になることもありませんので、観劇しやすそう!
ただ、座席同士が近接しているため歩けるスペースがあまりなく、幕間のときに外に出るのに苦労されている方もいらっしゃいました。

もっとも価格が手頃なB席

第33回こんぴら歌舞伎大芝居のときの価格は10,000円。
もっとも安価な座席ですが、席数が少なく2階の最後列にあたる後舟のみとなります。座席の定員数は6名で、椅子などの配置も中舟と同じでした。
最も舞台から遠くにある席ですが、金丸座は舞台と客席との距離が近いので、しっかりと舞台が見えると思います。

おすすめの座席

金丸座の座席を購入する際は、次のような選びかたがおすすめです。

  • 手軽に見るならB席
  • 臨場感を楽しみたい場合はA席平場
  • A席希望で、足が悪いかたなど、席に余裕を持って見たい場合は桟敷席
  • ゆとりをもって見る場合はS席

個人的には、A席の購入を検討しているけど席の広さが気になる場合は、もう少し予算を追加してS席を購入したほうがゆったりと観劇できそうです。第33回こんぴら歌舞伎大芝居では、A席とS席の料金の差は2,000円でしたので、ちょっとがんばれば出せる範囲かも。
ただ、S席のほうがA席よりも席数が少ないので、S席を検討される際は早めのチケット購入をおすすめいたします!

なお、座席についてはこんぴら歌舞伎大芝居のWebサイトも詳しく、参考になります。
旧金毘羅大芝居劇場案内 | こんぴーくんの楽屋 | こんぴら歌舞伎 オフィシャルサイト (外部リンク)

金丸座の施設について

お食事・お土産

金丸座の前の広場では、三越百貨店や地元のお店などがお食事やお土産を販売されています。
おみやげの種類は、出演されている役者さんにまつわるものから、風呂敷や手ぬぐい、幟バッグやとんぼ玉などの工芸品、香川県の銘菓まで… 実にさまざまに揃っています。
お弁当や飲み物、軽食なども販売されており、広場のテーブルで食事をとることもできます。
なお、お弁当は座席に持ち込んで食べることも可能です。もちろん上演中は飲食禁止ですので、幕間の休憩中に召し上がってくださいね。

また、上演されている演目や出演者のお名前が書かれている団扇を記念品として頂けます♪ 幕間のときにお茶子さん(案内係のかた)が配布してくださいます。
こちらは2016年度の団扇。見るたび観劇したときのことを思い出します。
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ブランケットのレンタル

春といえどまだ肌寒い日もある4月。金丸座一階の出入り口付近で、ブランケットを借りることができます。
寒さが気になる日には忘れずにレンタルなさってくださいね。

こんぴら歌舞伎大芝居 チケットの購入方法

最後に、チケットの購入方法をご紹介します。
通常の歌舞伎の公演と同じく、チケットWeb松竹またはお電話(チケットホン松竹)で購入できます。販売時期は2月上旬頃から。

また、JTBやJRの窓口ではこんぴら歌舞伎大芝居のチケットと交通機関の切符がセットになった観劇ツアーなどもあり、前年の12月上旬頃から販売されています。JTBのツアーは早々に完売になるそうなので、気になる場合は早めにチェックされてみてくださいね。

こちらは、第33回(2017年度)のJTB 四国こんぴら歌舞伎大芝居観劇ツアーのパンフレットを入手した際のFacebookの投稿です。
(宣伝:Facebookページやってます!

まとめ

昔の様子を残した金丸座で、歌舞伎役者の息遣いを感じながら観劇できる時間は格別です。

また、行くたびに座席の様子などに変化があり、地域の方がこんぴら歌舞伎大芝居を大切にされているお気持ちが伝わってきます。
チケットを取ろうか迷っているかたがいらっしゃいましたら、ぜひ一度、観劇なさってみてくださいね。

こちらの記事も参考にどうぞ

四国こんぴら歌舞伎大芝居の魅力、おすすめスポット、チケットのとり方
四国こんぴら大芝居を観劇しました【金丸座のこと】

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