初夏の奈良観光 – 春日大社、長谷寺で花を愛でる

4月末の土日、奈良県へ旅行に行きました。
奈良県は以前にも用事で訪れたことがありましたが、今回はのんびりと一泊旅行で。
(ちなみに以前訪れた際のブログはこちら。 初夏の奈良駅、奈良公園、ならまち散策
今回は行く先々で花が見頃を迎えており、偶然にも花を見る機会に恵まれた旅行になりました。

旅行初日は春日大社へ

旅行初日は奈良公園近辺を散策。興福寺や東大寺を観光した後で、春日大社にも訪れました。

春日大社は平城京の時代に創建され、1300年の歴史を誇るそう。春日大社とその原始林は、世界遺産にも指定されています。

春日大社のアクセス

JR、近鉄各線の奈良駅から、奈良交通バス春日大社本殿行きが出ています。
奈良公園を通って徒歩で訪れることも可能ですが、結構な距離があるので、春日大社のみがお目当の場合はバスを利用したほうが良さそうです。
わたしは東大寺を観光したあとそのまま春日大社へ行く予定だったので、徒歩で春日大社へ訪れました。

境内の藤棚

藤の見頃は4月〜5月。わたしが訪れた4月末頃は、ちょうど早咲きの藤が満開の時季でした。

藤は春日大社の境内の至る所に自生しているらしく、門を入ったところにも見事な藤棚が。

春日大社の社紋にもモチーフとして使われるほど、藤は春日大社と所縁の深い植物だそうです。

こちらの藤棚は、春日大社のwebサイトによると、「砂ずりの藤」と呼ぶそう。

慶賀門を入った所の棚作りの藤で、5月初旬頃に花房が1m以上にも延び、 砂にすれるということからこの呼名があります。ノダフジの変種といわれます。
摂関近衛家からの献木と伝えられ、『春日権現験記』にも書かれている古い藤、 樹齢700年以上といわれます。

春日大社公式サイト 砂ずりの藤


歌舞伎ファンとしては、藤を見ると否応にも歌舞伎の舞踊の『藤娘』を思い出してしまいます…( ´∀`)
わたしが観たのは坂東玉三郎さん、中村七之助さんが2014年頃に大阪松竹座でおこなわれた『二人藤娘』のみなのですが、いやはや美しかったなあ。などと思考が脱線してしまいました。

御本殿の特別参拝は残念ながら訪れた頃には受付時間が終わっており、伺うことができず…
境内をさらりと周ってご参拝しただけになってしまいましたが、見事な藤棚を見られて満足だな〜と考えながら奈良駅方面へ歩いていると、春日大社内の萬葉植物園を通り掛かりました。
実は東大寺からかなり迂回して春日大社へ向かったため参道を通っておらず、お恥ずかしながら萬葉植物園で藤が見られるということも帰り道で知ったのでした…;

萬葉植物園はまだ開園していましたので、入園料をお支払いして早速入園!

萬葉植物園で多様な藤を鑑賞

園内では万葉集で詠まれた数々の植物が育てられています。なかでも藤は、『藤の園』という特別に区分けされたエリアにていくつも見ることができました。
また、萬葉植物園の藤は立ち木のままで植えられているものが多いため、満開の藤を視線の高さで見られるのが特徴だそう。藤の香りもしっかり楽しめました〜(^_^)


藤の品種をメモしていなかったのですが、こちらの写真はおそらく麝香藤。麝香(ジャコウ)の名の通り、香りがとても強かったです。
藤といえば紫色という先入観があったので、白い藤があるのだと知って驚きました。

花房が長い九尺藤。

こちらは白甲比丹藤。他の品種と比べると、花房は短めかも。

これから大きく育つのであろう、藤のつぼみ。不思議な形です。

個人的に印象に残ったのがこちら、八重黒龍藤。まだつぼみの状態で、花房の上の方だけ開花し始めています。
花びらの枚数が多いのか、つぼみの形が他の品種とは違っていて個性的に見えました。

園内には藤棚もいくつかありました。

下の写真は、口紅藤の藤棚。上の写真の藤棚と比べて、花の色がやや赤みがかっています。

萬葉植物園では、たくさんの藤を目の前でゆっくり鑑賞できました〜 藤の美しさに心が癒されました( ´ ▽ ` )
ちなみに植物園の出入り口付近では藤の鉢植えの販売をしています。わたしは買おうかどうか悩みましたが、賃貸のマンション住まいなので断念…。いつか育ててみたいなあ。

4月末の土日に訪れましたが、人出は多かったものの、わりとのんびりと観て回ることができました。ただ、5月のゴールデンウィークの連休中はかなり混みそうです。

ぼたん祭り開催期間中の長谷寺へ

春日大社に行った翌日は、奈良市から離れて桜井市にある長谷寺へ。友人がおすすめしていたのを覚えていて、一度行きたいと思い訪れました。

長谷寺は奈良時代に創建されたお寺で、西国三十三所の札所です。

長谷寺へのアクセス

長谷寺の最寄駅は近鉄大阪線長谷寺駅。駅から徒歩15分ほど歩いた先にあります。
結構歩きますし、長谷寺の境内にも長い階段がありますので、歩きやすい靴で行くのがお勧めです。

わたしは車で訪れて、長谷寺駅近くにある個人の方が経営されている駐車場に止めてから、長谷寺まで歩きました。(ちなみにぼたん祭り開催中は通行規制がおこなわれる場合があるようなので、ご注意ください)

『花の御寺』の由縁となっているぼたん

山の中腹にあるため、長谷寺の境内では四季折々の花々や植物を見ることができます。
特にぼたんは有名で、花の御寺と呼ばれる由縁にもなっているのだとか。
ぼたんが見頃になる4月中旬から5月上旬までは、『ぼたん祭り』が開催され、数々のイベントがおこなわれるそう。訪れたときもちょうどぼたん祭りの真っ最中で、たくさんの人がぼたんを見に訪れていました。


入山受付にて入山料金をお支払いし、仁王門をくぐると登廊(のぼりろう)となり、本堂まで399段にも及ぶ長い階段が続きます。一段の段差が低かったので、あまりきつくは感じませんでした。

本堂まで続く階段。登廊を囲むように数々のぼたんが咲いているので、目を楽しませてくれます。

あまりにも至る所にぼたんが咲いていたので、ズームレンズを持って行けばよかったなとちょっと後悔…花びらの重なった量感のある姿が、なんとも美しかったです。
春から初夏にかけては本当に花が綺麗で、良い時節ですね。


ぼたん以外の植物も境内の山肌に自生していて、綺麗に開花していました。

名前は分からないのですが…小さな蕾が愛らしい植物。

山肌に沿って建立されているにあるお寺なので、緑が色濃く、時折景色にハッとさせられました。

長谷寺の本堂にお参り

長谷寺の御本尊は10mもある十一面観世音菩薩です。見上げるほど大きくて、慈悲深いお顔立ちの観音さまでした。
春と秋は観世音菩薩像のおみ足に触れることができる特別拝観がおこなわれているそうです。

まとめ

たくさんの綺麗な花を見ることができ、癒された奈良旅行でした。
奈良県は緑が多くてリフレッシュでき、寺社仏閣や観光名所がとても多くあるので、また週末などに気軽に訪れたいと思います(^^)

世界遺産 春日大社

奈良県奈良市春日野町160

総本山 長谷寺

奈良県桜井市初瀬731-1

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