2026年5月、京都南座で上演されていた『歌舞伎鑑賞教室』へ、子どもたちを連れて行きました。
「子どもと一緒に歌舞伎を観てみたいけど、最後まで座っていられるかな?」
「そもそも歌舞伎鑑賞教室って、子どもでも楽しめるんだろうか?」
そんな不安を抱えつつも観劇して、実際に行ってみて良かったことや、観劇する際に気をつけたいポイントなどもご紹介します!
小学生の子どもと歌舞伎鑑賞教室へ行ったきっかけ
当時、双子の子どもたちは小学校2年生。
2026年夏に東京で上演されるスーパー歌舞伎『もののけ姫』に興味があるようで、「観たい!」と言うものの、
上演中3〜4時間程度、じっとしていられるのか?
観劇マナーを守れるのか?
ということが気になっていました。
この時期、ちょうど南座で歌舞伎鑑賞教室が上演されていました。歌舞伎鑑賞教室は以前観たことがあり、『子どももウェルカム』な雰囲気だったことを思い出しました。
せっかくの機会なので、「子どもたちが歌舞伎を観られるのかどうか?」を確かめる意味も込めて、行ってみることにしました。
京都市内在住のお子さまには、ご招待事業もあり
南座の歌舞伎鑑賞教室では、京都市在住の小学生を無料招待する事業なども行われているようです。該当される方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
わが家は京都府外在住なので、チケットWeb松竹から人数分のチケットを購入しました。
観劇当日の様子
開場は開演の30分前です。
南座に入ったらまずはトイレを済ませます。その後、館内にあるフォトスポットで写真を撮ったり、館内を散策しながら、開演までの時間を楽しみました。

子ども用の座席クッションを借りられました
南座には、小さな子どものための座席用クッションが用意されているようです。
わたしは1階にある案内所で、子ども用のクッションがあれば借りたいことを係の方へ伝え、お借りしました。
ちなみに、今回の座席は1階の後方。
1階席は列ごとの高低差があまりないため、背が低い子どもだと前列の席の方と舞台が重なって見えにくくなりそう。座席クッションがあることで、子どもでもある程度視界を確保できたと思います。

通常の歌舞伎公演に比べると、客層はさまざま。子どもが多い
客層は幅広く、老若男女たくさんの方がいらっしゃいました。
個人的な印象としては、通常の歌舞伎公演に比べると子どもが多め。だいたい小学生くらいの子が多い印象でしたが、もっと小さなお子さまもいらっしゃいました。
歌舞伎に興味がある方には、年齢を問わず、ぜひ歌舞伎鑑賞教室をきっかけに歌舞伎に触れてもらえたらいいなと思います😊
上演前に、子どもに観劇マナーを伝えておく
子どもたちには
「上演中は静かに」
「背もたれに背中をつける(身を乗り出すと、後ろの方の視界の妨げになる)」
「席を立たない」
…という観劇マナーを、事前に伝えておきました。
わが家の子どもたちの場合、上演中に一切話さずに過ごすのはまだ難しそうでしたが、周囲の方のご迷惑にならないよう最低限のマナーとして伝えました。
公演時間は短め
今回観劇した公演の上演時間と休憩は、以下の通り。
| 一、『歌舞伎の魅力』 | 60分弱 |
|---|---|
| 休憩 | 20分 |
| 二、舞踊『正札附根元草摺』 | 30分弱 |
通常の歌舞伎公演と比べると上演時間が短く、途中に20分の休憩もあるので、子どもを連れて歌舞伎を観るにはちょうどよい長さでした。
細かな上演時間は公演によって異なるので、歌舞伎公式サイト『歌舞伎美人』で公演情報をご確認ください。
上演時間は、公演初日の前日夜には掲載されていることが多いです。
南座内の施設情報は当ブログの記事もご参考に
トイレは1階〜3階の全ての階にあります。
女子トイレの場合、南座に入って右側・地下一階にあるトイレは個室の数が多くておすすめ。
南座の施設については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
よろしければあわせてご覧ください。


歌舞伎鑑賞教室の公演内容
歌舞伎鑑賞教室は、だいたい二幕構成になっています。
はじめに歌舞伎について分かりやすく解説するパートがあり、その後に舞踊などの演目を鑑賞する構成が多いです。
第一幕『歌舞伎の魅力』


2026年5月の第一幕は『歌舞伎の魅力』と題され、次のような内容でした。
- 歌舞伎の歴史の解説
- お化粧(隈取り)の説明・実演
- 立ち回りの説明・実演
- 客席参加型の催し(立ち回りの体験など)
全体的に和気あいあいとした雰囲気で進むので、リラックスして楽しめます。
子どもたちは立ち回りの実演を楽しんでいました。
また、途中で解説されていた「化粧の色によって、役柄が分かる」という話が印象に残ったようで、観劇後時間がたった現在でも、この話をしてくれます。
第二幕『正札附根元草摺』(しょうふだつきこんげんくさずり)


2026年5月の公演では、片岡千次郎さんと上村吉太朗さんのおふたりによる歌舞伎舞踊『正札附根元草摺』が上演されました。
歌舞伎らしい華やかで大胆な拵えと、おふたりの美しい踊りを堪能できました。
ちなみに、歌舞伎鑑賞教室に出演されている歌舞伎役者は、普段の公演では大きなお役で拝見する機会の少ない一般家庭出身のお弟子さん方が出演されていることが多いです。
そうした役者さんの踊りや立ち回りを存分に観られることも、歌舞伎ファンにとっては嬉しいポイント。
小学2年生を連れて行って感じたこと
お恥ずかしながら、観劇マナーはなかなか守れなかった
わが家の子どもたちにとって、観劇マナーをしっかり守るのはまだ難しかったようです。
説明が多いところでは集中力が切れてしまい、わたしに話しかけてきたり。
逆に舞台に集中すると、ついつい身を乗り出してしまったり。
歌舞伎鑑賞教室は「子どもウェルカム」な雰囲気があるものの、周りの方の鑑賞に差し支えのある行為はもちろんNG。子どもの様子を気にしつつ、時に注意しながら鑑賞したので、わたしはそれなりに疲れました。
とはいえ、上演中に座席から離れることはなかったので、そこはひと安心でした。
結局、歌舞伎の通常公演へ連れていくにはまだ早いと感じ、スーパー歌舞伎『もののけ姫』はアーカイブ配信を親子で楽しみました。
小学生でも歌舞伎を楽しめた?
立ち回りや舞踊はしっかりと観ていましたし、南座の館内を歩いて回ることも楽しんでいたので、歌舞伎デビューとしてはまずまずだったのでは?と思います。
また歌舞伎鑑賞教室があれば、ぜひ一緒に来たいです!
子連れで歌舞伎鑑賞教室へ行くときのポイント
今回、実際に子どもを連れて行って感じたポイントをまとめてみました。
- 開場している開演30分前頃には劇場へ到着する
- 開演前にトイレを済ませておく
- 背が低い子は座席クッションを借りる
- 「話さない・前のめりにならない・席を立たない」など、観劇マナーを事前に伝える
- 1時間近く座り続ける時間があることも伝えておく
美しい舞台を観たり、歴史のある南座の館内を歩いたりと、子どもたちにとっては非日常を味わえる、よい経験になったようです。
「子どもを歌舞伎に連れて行ってみたい」という方へ、最初の一歩として歌舞伎鑑賞教室はおすすめです!










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