こんにちは、numaです。
今回は歌舞伎の動画配信サービス、『歌舞伎オンデマンド』について紹介いたします!
歌舞伎オンデマンドとは
2020年9月に開始したサービスで、新作映像やアーカイブ映像などを配信しています。
「歌舞伎オンデマンド」は、松竹株式会社が運営する動画配信サービスです。歌舞伎の舞台映像、俳優や舞台関係者のトークイベント等、さまざまな映像コンテンツを視聴することが可能です。
https://www.kabuki-bito.jp/ondemand/
歌舞伎オンデマンドで配信している作品
歌舞伎オンデマンドで配信されるコンテンツは、時期によって入れ替わるようです。
2020年8月のサービス開始時には、歌舞伎座で上演された『八月花形歌舞伎』の演目の映像を購入できました。
2020年9月現在『八月花形歌舞伎』の配信は終了しており、過去の映像から選りすぐられた作品が配信されています。
こまめなチェックをオススメします!

価格はひと作品ごとに設定
歌舞伎オンデマンドは配信作品を1作品ごとにレンタルして視聴します。
見放題サービスではありません。
価格は配信されている作品によって異なりますが、だいだい1,000〜4,000円くらいが多そう。
最新の映像はレンタル価格が高く、過去の映像はお安くなるようです。
視聴できる期間は、購入してから7日間
動画の配信期間中に購入した日より、7日間に限り視聴できます。
視聴にはインターネット環境があればOK
インターネットに接続できる環境があれば、いつでも動画を視聴できます。
- PCから視聴インターネットブラウザを介して、歌舞伎オンデマンドのWebサイトから視聴可能
- スマホ・タブレットから視聴専用アプリを端末にインストールし、視聴可能
※スマホのみ、画質が「標準画質」となるそうです。
同一のアカウントでログインすれば、PCで購入した映像をスマホで見るなど、他の端末でも視聴できます。
動画の購入方法
購入方法そのものはシンプルで、とても簡単でした。
STEP1 会員登録する
歌舞伎オンデマンドを閲覧するには、MIRAILという動画配信サイトの会員登録をする必要があります。
歌舞伎オンデマンドのページから視聴したい作品の「動画視聴サイトはこちら」をクリックまたはタップし、移動先で会員登録をおこないます。


TwitterやFacebook、Googleなどのアカウントをお持ちの場合、それらのアカウントを使って簡単に会員登録できます。
STEP2 クレジットカード情報を登録する
歌舞伎オンデマンドの主な決済方法はクレジットカードです。
iOSのみ、アプリ内課金も可能だそう。
アプリ内課金をおこなわない場合は、クレジットカード情報を登録します。
STEP3 視聴したい作品を購入
歌舞伎オンデマンドの作品の中から視聴したい作品を選び、購入します。
購入した日より、7日間に限り視聴できるので、注意しましょう。
numaの視聴した感想
わたしは新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』を購入し、PCで視聴しました。
PCから視聴するとHD画質になるようで、画質はとてもよかったです。
ディスプレイに全画面表示しても粗が気になることはありませんでした。
※視聴するインターネット環境に左右されます。
※スマホで見る場合、画質が「標準画質」となるそうです。

劇空間に没入するのであれば、PCまたはタブレットなど、画面サイズの大きい端末での視聴がオススメです。
スマホは移動の電車内など空いた時間に観られそう。ただし、通信量にはご注意ください!
歌舞伎オンデマンドを利用して、気になった点
テレビで視聴する場合、専用の機器が別途必要
映像作品はやはりテレビなどの大きい画面で見たいと思うのですが、テレビで見る場合は、Chromecastという専用の機器が必要です。
ChromecastはGoogleの製品で、ひとつ5,000円程度します。
Chromecastをテレビに接続すると、スマホなどから映像をストリーミングでき、テレビで視聴できます。
Wi-Fiネットワークへの接続、アプリの連携も必要なため、設定には少しのIT関連の知識が必要そう。
numaも購入を検討しているので、後日記事にしたいと思います。
新作は値段設定が高め
仕方のないことではありますが、上演時期が新しい作品は、若干価格が高めなように感じました。
2020年8月のサービス開始時、八月花形歌舞伎のコンテンツは1作品につき3,300円。
松竹座の三等席で観劇するくらいのお値段です。
7日間いつでも何度でも視聴できると思えばお安いのですが、三等席と同じくらいと思うと…🤔
もう少しお値段が下がるとより気軽に見られるなと思いつつ、昨今の社会情勢を考えると妥当な価格設定なのかもしれません。
まとめ
歌舞伎をもっと家でも見られたら良いのに…と、常々思っていました。
歌舞伎オンデマンドのように、映像配信の選択肢が増えた背景にはコロナウイルスの影響もあると思うので、喜んでよいのか…と少し複雑な気持ちもあります。
ただ、なかなか劇場に足を運べない今は、ありがたくサービスの恩恵を受けたいと思います(^^)