歌舞伎を初めて観るあなたへ。おさえておきたい6つのポイント

こんにちは、numaです。
わたしは歌舞伎を観始めて10年ほど経ちます。
関西という地方にいつつ、コンスタントに鑑賞を楽しめています(^^)

このページをご覧になっている方の中には、「歌舞伎を観てみたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなあなたへ向けて、numaが歌舞伎を初めて観る友人に話す『知っておくと、より楽しめるポイント』を記事にまとめてみます。
参考になれば嬉しいです!

1.公演情報をチェック

まずは行動。
今おこなわれている歌舞伎の公演情報をチェックしましょう!

『歌舞伎美人』という歌舞伎公式サイトでは、現在公演中・近日公演予定・情報解禁済みの公演の情報がチェックできます。
歌舞伎美人の公演情報ページはこちらから。

『公演情報』の項目をクリックまたはタップすると、座館(劇場)ごとの公演情報を確認できます。
次の画像はPC版の『公演情報』トップページです。

東京銀座の歌舞伎座では通年歌舞伎を観ることができますが、時期によっては次の座館でも歌舞伎公演があります。

  • 新橋演舞場(東京)
  • 松竹座(大阪)
  • 四條南座(京都)

ほかにも博多座(福岡)、御園座(愛知)や金丸座(香川)でも歌舞伎をおこなうことがあり、その情報は『公演情報』の『その他』のページにまとめられています。

また、上記以外でも、毎年春〜夏には全国巡業があります。
巡業は中央コース・西コース・東コースと3本あり、演目・出演者・上演する劇場が異なります。
歌舞伎俳優が地元にやってくるめったにない機会ですので、ぜひご確認ください!

初めて観る演目の選び方

初心者にオススメの演目

初めて観る演目は何がいいの?とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
歌舞伎好きな人に直近の公演情報の中からオススメの演目を教えてもらえるとベストですが、そう簡単にはいかないもの。

numaは正直なところ、なんでもよいと思います。
もちろん、初めて観るならこの演目がオススメと思う作品はありますが、いつ上演されるかはわかりません。(下手をしたら何年間も観られないかも…)
観たいと思ったときの気持ちや勢いが大切なので、直近の公演で興味を抱いた演目から選ぶのがよいと思います。


上記はPCから閲覧した際の公演情報ページ。
公演期間が近づくと『みどころ』が掲載されますので、観劇する演目を決める助けになります。

また、演目の名前で検索すると、あらすじが解説されているページにいきあたる作品も多いので、ぜひ検索してみてください。
気になった時が観るタイミングです!

出演している俳優で決めるのもOK

歌舞伎美人の公演情報には出演者一覧が掲載されています。
メディアなどで名前や顔を知っている人が出ているから、という理由で初めて観る一本を決めてしまうのもアリです!

余談ですが、numaは出演俳優めあてに初めて観る歌舞伎を決めました。
歌舞伎に興味を持っていたところに松本白鸚(当時松本幸四郎)丈が出演されている全国巡業が地元にやってくると知り、「有名な人だし観に行こうかな」と軽い気持ちで観劇したところ、一気に歌舞伎に魅了されてしまいました。

シネマ歌舞伎という選択肢もあり

もしも近場で歌舞伎がおこなわれていない場合は、映画館で歌舞伎が観られるシネマ歌舞伎も選択肢のひとつに入れてみてください。

シネマ歌舞伎は、その名の通り歌舞伎の公演を撮影し、編集した映像作品。
松竹系列の映画館やシネコンなどで、毎月一定期間に上映されています。
歌舞伎の本公演に比べるとリーズナブルな価格ですし、現代を代表する歌舞伎名優の演技を大画面で観られるので、初めての一本にも最適です。

上映作品や劇場などは、シネマ歌舞伎の公式サイトからご確認ください。



2.チケットを手配しよう

観る公演を決めたら、チケットを手配しましょう!

チケットは、チケットWeb松竹での購入がオススメです。(無料の会員登録が必要)
大歌舞伎の興行元である松竹株式会社が運営しており、松竹が保有している座館での公演はもちろん、その他の劇場での歌舞伎公演のチケットも購入できます。

そのほか、チケットぴあなどのようなプレイガイドで購入できる場合もありますし、御園座や博多座のようにチケット販売サイトを持っている劇場もあります。
詳しい歌舞伎のチケットの購入方法は当ブログの別記事にまとめていますので、よろしければあわせてご覧ください。



3.初めての観劇にオススメの座席とは

お値段が控えめで買いやすい三等席を購入するか、奮発して良席が確約されている一等席にするか…悩みどころですよね。

初めての観劇だと、三等席などリーズナブルな価格帯のチケットを購入するのがよいかな、と個人的には思います。
舞台から離れた席でもじゅうぶん見えますし、何より気軽に観劇できます。

ただ、お値段の張る一等席などは価格に見合った見応えがあり、お芝居の臨場感を味わえます。
もし懐事情に無理がないのであれば、初めての観劇を一等席で迎えるのももちろんアリです。

関西や関西近郊の劇場については、当ブログに席の見え方についてまとめた記事がありますので、ご覧いただければ嬉しいです。
大阪松竹座はこちら。

南座に関しては、記事の一部に座席に関する所感を書いています。
あまり詳しくはないですが、座席選びのご参考に。

毎年春のこんぴら歌舞伎がおこなわれる金丸座の座席についてはこちら。



4.持ち物など、事前に準備しておくこと

勉強は不要、気軽に行こう

「歌舞伎を観るには勉強しておく必要があるのでは」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、勉強や予習は不要です!
当日にイヤホンガイドを借りましょう。観劇しながらお話を同時解説してくれます。
イヤホンガイドについては後述します。

オペラグラス(双眼鏡)があれば用意する

三等席など舞台より離れた席から鑑賞するのであれば、オペラグラスがあるとよいです。
舞台上の俳優の表情がわかりやすくなり、より一層歌舞伎の世界へ入り込めます!

オペラグラスをお持ちでない場合、ほとんどの劇場ではオペラグラスのレンタルをおこなっています。
料金はレンタル料に加えて保証料(返却する際に返金)が必要になる場合が多いですが、劇場によって異なりますので、詳しくは劇場のカウンターなどでお尋ねください。

ちなみに当ブログにはnumaが愛用しているオペラグラスについて語った記事などもあります…。

お弁当や軽食の購入場所を考える

歌舞伎は上演時間が長いです。休憩時間を含めて、一公演に4時間ほどかかることも…。
観劇で頭を使うとお腹が空くので、お弁当か軽食を持って行くのを全力でオススメします!

コンビニでサンドイッチなどの軽食を買っても、デパ地下のお弁当を持ち込んでも、劇場内や劇場近くの飲食店などでお弁当を用意してもOK。
ぜひ、お腹を満たせるものを買う時間を当日の予定に組み込んでおいてください。

関西の劇場で観劇する際に購入できるお弁当については次の記事にまとめていますので、ご参考になれば幸いです。
大阪松竹座はこちら。

京都四條南座はこちら。

お弁当を食べるタイミング

公演期間の初日までに歌舞伎美人の公演情報ページに上演時間が掲載されるので、休憩時間をチェックしましょう。
たいていの場合30分程度の長めの休憩時間があるので、お弁当や軽食を食べる時間として最適です。

ちなみに歌舞伎を上演している劇場では、休憩時間であれば座席での飲食が可能です。
休憩時間に入ったら座席で食べるもよし、ロビーなどに出て食べるもよし… 好きな場所でお弁当をいただきましょう。

観劇当日の服装を決める

どんな服装で観劇すればいいのか分からず、お悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

numaは清潔感のある服装ならなんでもよいと思っています。
詳しくはこちらにまとめているので、よろしければご覧ください。



5.当日におこないたいこと

開演時間に遅れないように劇場に着く

たいていの場合、開演時間の30分前には開場していて、劇場内に入れます。
開演までに余裕を持って劇場に着くようにしましょう!

ついでにお手洗いの場所をチェックしておくと、行きたくなったときにスムーズに動けます。

イヤホンガイドを借りる

歌舞伎の同時解説を聞けるイヤホンガイドというサービスがあります。
劇場に入ってすぐなどのわかりやすい場所で貸し出されており、使用料(700円前後)+保証料1,000円(使用して返却する際に返金)で借りられます。

上演中にちょうど良いタイミングでお話の流れ・背景・衣装や舞台美術の解説をしてくださるので、とてもわかりやすいです。
初めて観る場合はぜひ借りてください!
幕間の休憩時間には俳優のインタビューも流れるので、お弁当を食べながら聞いてみてくださいね。

番附(パンフレット)は目的によっては購入しなくてもよい

番附とは、歌舞伎公演のパンフレットのこと。
演目ごとの詳しい配役やあらすじ、俳優のインタビューが載っています。
公演期間の後半になると、その公演の舞台写真が載っているものに差し代えられている場合が多く、ちょっとしたお得感もあります。

出演している歌舞伎俳優に興味があるという方や、観劇の記念に買っておきたいという方にはオススメです(^^)
ただ、あらすじを知ることが目的であれば、イヤホンガイドでだいたい事足りてしまうので、買っても買わなくてもよいかなあ…と思います。

販売している場所には番附の見本があるので、興味があればチェックしてみてくださいね。
お値段はだいたい1,500円〜2,000円弱のことが多いです。

気になった歌舞伎俳優がいれば、舞台写真も購入できる

公演期間の後半になると、劇場の販売所の近くで舞台の生写真が掲示され、購入できるようになります。
一枚500円ほど。
掲示スペースの近くに用意されている購入用紙に写真の番号を控え(鉛筆も置いてあります)、販売所のスタッフの方にお渡しし、購入する仕組みです。

すぐに写真を渡していただける場合もありますし、次の休憩時間に受け取る場合もあります。
終演後には販売を終了していることが多いので、早めに購入しておきましょう!

※劇場によっては販売がないところもあるようです。



6.観劇後のこと

SNSをしている歌舞伎俳優もいる

実は歌舞伎俳優はSNSをされていることが多く、特にInstagramにはたくさんの歌舞伎俳優がアカウントを開設されています。
気になった俳優がいる場合は、SNSなどで検索してみるとアカウントが見つかるかも…?
ぜひ一度検索してみてくださいね。

ご参考に、尾上菊之助丈のInstagramの投稿です。

ぜひ感想をSNSに共有してほしい

もしも気が向いたら、歌舞伎を観た感想をSNSに投稿してもらえると、歌舞伎ファンとしてはとても嬉しいです…!
ぜひ思ったことなどをシェアしてください。

まとめ

かなり長々とした記事になってしまいましたが… あなたの初めての観劇の参考になれば、本当に嬉しいです。
ぜひ歌舞伎の観劇を楽しんでくださいね!

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